メニューにジャンプコンテンツにジャンプ

トップページ > ご挨拶

ご挨拶

厚生労働省 ご挨拶

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックでは、我が国においても感染が拡大し、医療提供体制や国民の生活など多岐にわたる影響を残し、特に、地域において感染症危機時に行政や医療機関等においてリーダーシップを発揮して対策を実行する人材の不足や、関係機関間の調整の難しさなど、感染症危機管理対応における課題を浮き彫りにしました。地域における感染症危機への対応には、公衆衛生や感染症臨床の知識やスキルのみではなく、組織の意思決定や関係機関との調整等に必要なリーダーシップやマネジメント、コミュニケーション能力等、多様かつ分野横断的な能力が求められます。
 厚生労働省では、公衆衛生行政、医療提供体制、感染症疫学や臨床等に関する専門的な知見や経験を有する既存の多様な職種の専門人材に対し、地域における感染症危機への備え及び対応においてリーダーシップを発揮する人材として、感染症危機管理に必要な多様かつ分野横断的な知識やスキルの修得やその維持・向上を図ることを目的に、国立国際医療研究センターへの委託事業として、研修を実施します。
 将来、地域において感染症危機管理の領域でリーダーシップを発揮することを期待される方のご参加をお待ちしております。
令和6年(2024年)6月
厚生労働省 健康・生活衛生局 感染症対策部
感染症対策部長 佐々木 昌弘

国立国際医療研究センター理事長 ご挨拶

國土 典宏  国立国際医療研究センター(NCGM: National Center for Global health and Medicine)は国立高度専門医療研究センター(ナショナルセンター)の一機関として多様な組織を有し、研究活動や高度総合医療の提供のほか、国際協力や医療従事者の人材育成など、時代の要請に対応してきました。特に、2020年初頭からの新型コロナウイルス感染症流行に際しては、感染症危機に対応するナショナルセンターとして全力を挙げて取り組んで参りました。
 令和7年度には国立感染症研究所との統合により、国立健康危機管理研究機構(Japan Institute for Health Security: JIHS)が設立されます。国家戦略に基づく研究開発法人として、NCGMは、将来の感染症危機時に地域で活躍するリーダーシップを備えた人材の育成に貢献して参ります。
令和6年(2024年)6月
国立研究開発法人
国立国際医療研究センター
理事長 國土 典宏